転換社債(CB)


●転換社債って知っていますか?
転換社債は一定の価格で株式と交換できる権利のついた社債です。転換するときは、あらかじめ決められた価格(転換価格)で株式に転換します。転換しなければ普通社債と同じように毎年一定の利払いがあり、満期には額面金額が償還されます。但し、株式への転換権がついているため、利率は普通社債よりも低く設定されています。 (1パーセント〜1.5パーセント程度)

償還まで社債として持つことができますから、株価が上がらなければ、転換せずに償還を迎えればその会社が倒産しない限り、元本保証となります。社債としてのメリットを確保しながら、転換、売却のチヤンスを備えている点が、転換社債のメリットといえます。もちろんその間毎年利息をうけとることができます。転換社債そのものの利益が出なくても、最悪利息は出るので大損はないと思います。

転換社債にも株式市場と同様の市場があって、株の上昇や経済状況によって値動きがあります。また○○会社には一つの転換社債だけが存在するのではなく第1回、第2回、第3回・・・・
というように回数によって値段も様ざまなので購入時には気をつけなくてはなりません。

このように転換社債は株の値動きと債券の両方のよさを持っている債券といえると思います。(大もうけは期待できないが、大損は少ない)
●運用の仕方
新発債、あるいは割安な転換社債を購入し、株価が上がり転換社債の値段が上がった時点で売却して値上がり益を得るという方法のほか、額面割れの既発債を購入して社債として満期まで保有する方法などがあります。私は後者の額面割れの転換社債を買って運用しています。
額面割れというのは、おおざっぱにいうと、新発のときに100万円(50万円という銘柄もあります)で販売された転換社債が経済状況等で額面を割ってしまったもの、値段が下がってしまった、そういうものを額面割れといいいます。

私は関西電力の第3回を約88円、手数料を無視して88万円で買いました。利率は年1.4パーセントです。ですから償還まで特別何も起こらなければ、88万円→100万円の額面になって償還される。プラス毎年税引き前14000円の利息を償還までずっともらえるのです。当時はそれほどお得!と思って買った訳ではありませんでしたが、私のように小心者で(笑)かつ儲けられるなら儲けたいという人間にはなかなかナイスなチョイスだと思いました。

約7年ほどで12万円+11万2千円=22万2千円(税引き前)が株価の上がり下がりをまったくといっていいほど気にせずに利益を上げることができました。
また償還を待たずとも100万円を超える債券もたくさんあるので、例えば償還前に105万に仮に値段がついたとしたら、それで売ることも可能です。現に関西電力の第3回は101.25円になっています。(多分売らずにこのままだと思います)
●転換社債の選び方

安全性をはかるものとして、第三者機関が行っている格付けがあります。評価の高い企業の社債はそれだけ安全性が高いということで、利率も比較的低めに決められます。証券会社に問い合わせてもわかります。